November 17, 2006
●魔の山 (四)
この巻で気に入った短い一言。
ショーシャ婦人が言った
「情熱とは自分を忘れることよ。」
大昔に読んだときは苦痛で、今回は面白く感じられた要因として
これまでに自分が多少なりとも、これを読むために必要な
最低限の知識などを蓄えてきたからだと思う。
例えば、モーツァルトやワーグナーなどの壮大なオペラを
観たり聴いたりしたこと。
ゲーテの「ファウスト」などの本を読んだことなど。
次回はまた20年後に読み直してみたいものだ。
●魔の山 (三)
この巻では、うってかわって政治論争やら思想論争やら
宗教について、またまた難しいけど、面白い議論が交わされる。
●魔の山 (二)
この巻では自然科学について、宇宙論から生物学までいろいろ述べられている。
当時の最先端である生命の起源についての話までなされていて、
トーマス・マンの博学ぶりがうかがえる。
November 08, 2006
●魔の山 (一)
27年ぶりに読み直そうと思ってみた。
昔は、読み進めるのが苦痛に感じたものだが、
今回は面白く思える。
昔は細かすぎる描写にすぐに飽きてしまったのが
今は細かすぎるくらいでちょうどいいよいうに
感じられるようになった。
