ラストエンペラー溥儀の弟の溥傑に嫁いだ浩さんのお話。 関東軍の愚行などには読んでいて気分も鬱してきたが、最後に吉岡中将が 「こうなった以上、吉岡は最後まで運命をともにします」と言った潔さに救われた気がした。 それに引換え、えい生さんを撃った犯人には嫌悪感しかわかない。 その他、敗戦後に日本に戻るまでの流転の厳しい日々のことなど読み応えがあった。