モーツァルトの死後、二十数年して出版されたスタンダールによるモーツァルト伝で、もっとも早い時期にモーツァルトを評価したもののひとつ。 「モーツァルト伝」の本体には別の人が書いた元本があるようだが、序文などを読むとスタンダールがいかにモーツァルトの音楽を愛していたかがわかる。 後半にはモーツァルト年譜と全作品のリストがついているのが有り難い。 特に、2006年の今年、新装版として偽作および疑わしい作品とみられるようになったものを訂正版として載せているのが良い。