物語としてはよくできていて面白かったが、 最後は一神教世界の人たちの傲慢さが鼻に付いた。 やっぱり初期のローマ帝国や日本のようにどんな神様も受け入れてしまう度量の大きい思想のほうがいい。
はじめから映画にすることを考えているような展開。 おもしろいからいいのだけれど。 黒幕の正体に気を持たせるところなんかがいいかんじ。 また、これをきっかけに美術史を面白く勉強できるかも。
「ダ・ヴィンチ・コード」は面白く読んだので、この作品も買ってみた。 しかし、「はじめての<超ひも理論>」などを読んだだけの素人からみでも 反物質がそんなにお手軽に、しかも都合よく時限爆弾仕立てで保存できるわけがない。 という点でちょっと興ざめ。せっかく、それ以外の設定は面白いのに。
やっぱりプリンセスだったのね。というのも含めて楽しめたからいいでしょう。 それにキリスト教に関する知識も広がったような気にさせてくれたし。
そういえば、この小説のヒントになった元本のひとつの「レンヌ=ル=シャルトーの謎」という本を知人から借りていたのを思い出した。 近いうちに、こちらのほうも読んでみよう。
文庫になったので購入してみました。 キリスト教のことは知らないけれど(遠藤周作さん著作の「イエスの生涯」「キリストの誕生」を読んだくらいのもの)、絵をみるのは好きなので、ここまで楽しく読めたし、(中)(下)巻への期待をもたせる展開です。